クラスTシャツとはどんなものか

クラスTシャツは、屋内外で行う学校行事限定で着用するTシャツです。高校で主に作られていましたが、最近は中学や小学校でも同じようなアイテムを作るところが増えています。デザインもバラエティに富んでおり、学校によってはそれでTシャツコンテストを開催するケースもあります。クラスTシャツが作られた時期は定かではありませんが、90年代頃にはすでに似たような物が作られていたといいます。

しかしクラスTシャツという名称が使われ出したのは、それよりずっと後になるようです。ちなみに初期の頃は印刷代が高かったこともあり、無地の物や単色刷りで済ませる場合がほとんどでした。しかし現在はかなり安価で印刷できるようになったため、フルカラーで印刷したりプロにデザインを依頼したりとかなり豪華な作りになっています。クラスTシャツを導入する目的は、学校や教師の考え方によって違うようです。

たとえば同じクラスの生徒が団結するために作ることもあれば、イベント中に動きやすいようにと作られることもあります。あるいは他のクラスとの差別化やモチベーションアップの目的で作られることもあるでしょう。いずれにしても作る過程を通して、学ぶところが多いというメリットがあります。学校行事で使用した後はそのままもらえるため、生徒それぞれで好きなように使います。

記念写真を撮影する際に使ったり、家で普段着としてその後も長く着るという生徒もいます。それ以外にも、学校行事の記念品としてとっておくというパターンもあります。